Windows10 で使えるフォントが少ないなぁとお悩みでしょうか?それは本当にその通りで Windows10 に標準で搭載されているフォント(書体)非常に少ないです。
「MS Pゴシック」や「メイリオ」など、ウェブサイトに使われているような標準的なフォントはありますが、手書き風フォントや筆文字などデザイン性に富んだフォントはありません。
しかしご安心ください。世の中には無料で公開されているフリーフォントや有料フォントがあります。このようなフォントを使う為には自分で導入する必要があるのです。
Windows10 でフォントを追加でインストールする方法について解説します。
目次
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フリーフォントの探し方
インターネット上でフリーフォントが公開されている場所があります。ただし、商用可/不可など使用条件がフォントによって異なりますので、使用前によく確認してください。
フリーフォントサイト
Google などで「フリーフォント」と検索すると、多くのフリーフォントサイトが出てきます。この中からお好みのフォントを探すのも一つの手段です。
フォントフリーという無料のフォント専門ポータルサイトが探すのに便利です。
マイクロソフトストア
マイクロソフトストアにもフォントがあります。無料フォント・有料フォントがそれぞれ公開されています。
マイクロソフトストアアプリを起動して、画面右上の検索窓で「font」と検索します。検索結果の中からフォントを選択してください。
フォント専用ページが開きます。
お好みのフォントを選択し、入手ボタンを押すとフォントのインストールが始まります。
Google fonts
Google fonts とは Google が提供している無料のウェブフォントサービスです。オープンソースで提供されており、基本的には商用・非商用問わず無料で使う事ができます。英文フォントだけではなく、日本語フォントもあります。
ウェブフォントとはウェブサイトで様々なフォントを使える仕組みですが Google fonts からフォントをダウンロードしてインストールする事もできます。
まずは Google fonts のウェブサイトにアクセスし、お好みのフォントを探しましょう。
Download Family ボタンを押すと、フォントをダウンロードできます。
フォントをインストールする方法
フォントをダウンロードしたら、あなたのパソコンで使えるようにする為にインストール作業が必要です。
フォントは zip 圧縮で配布されている事が多いです。すべて展開ボタンを押して解凍しましょう。フォントをインストールするにはいくつかの方法があります。
右クリックメニューからインストール
フォントファイルを右クリックして、メニューの中から「すべてのユーザーに対してインストール」を選択してください。すぐにインストールが始まります。
フォントファイルを開いてインストール
ダウンロードしたフォントファイルを直接開き、画面左上のインストールボタンを押します。すぐにインストールが始まります。
設定からインストール
スタートメニューから設定を開きましょう。
Windows の設定から個人用設定を開きます。
左メニューよりフォントを選択します。
ダウンロードしたフォントファイルを設定ウィンドウ上にドラッグアンドドロップします。特に画面に変化が起きませんが、すぐにインストールが始まります。
コントロールパネルからインストール
タスクバー上のフォルダアイコンをクリックしてエクスプローラーを開きます。
エクスプローラーが開いたら赤丸の上矢印をクリックします。
コントロールパネルを開きます。
コントロールパネルの中から「フォント」を選択します。
現在あなたのパソコンにインストールされているフォントが表示されました。
フォントウィンドウ上にダウンロードしたフォントファイルをドラッグアンドドロップします。すぐにインストールが始まります。
インストールしたのにフォントが追加されない場合
インストールしたフォントが使えないという場合、考えられる原因は3つあります。
- フォントを使うソフトを再起動していない
- インストールしたユーザーが異なる
- アプリの対応の問題
フォントを使うソフトを再起動していない
フォントをインストールした時に、フォントを使うソフトを起動していた場合は、再起動するまでインストールしたフォントは使えません。
インストールしたユーザーが異なる
2018年秋の Windows10 アップデートから1ユーザーごとにフォントをインストールできるようになりました。なので、他のユーザーでサインインしているとインストールしたフォントが使えないという事になります。
1台のパソコンに1ユーザーしかない場合は気にする必要はありませんが、ユーザーアカウントが複数ある場合は前述の「すべてのユーザーに対してインストール」をしなくてはいけません。
アプリの対応の問題
従来まではフォントがインストールされている場所は1箇所でしたが 2018年秋の Windows10 アップデートから、フォントがインストールされる場所が複数箇所になりました。
アプリ側の対応が成されていないため、1ユーザーしかいなくても「すべてのユーザーに対してインストール」をしないとフォントを使えない事もあります。
inkscape や GIMP でインストールしたフォントが反映されないという問題が報告されています。