圧縮解凍

Windows10でSIT(SITX)ファイルを解凍する方法「StuffIt Expander」の使い方

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SIT ファイル、SITX ファイルは圧縮ファイル形式の一つですが、Windows ではあまり見たことがないファイル形式でしょう。何故なら SIT, SITX は macOS で標準的に使われるデータ圧縮形式なのです。Windows で言う ZIP ですね。Windows では標準機能で解凍する事ができません。

macOS を使っている人からデータを受け取ると、たまに SIT, SITX 形式で送られてくる事があります。macOS で使えるから Windows でも使えると思ってらっしゃる方もおられるようで。でもわざわざ Windows で開ける形式で送り直してもらうのも手間なので、Windows で解凍できる方法を模索します。

WindowsでSITファイルを解凍する「StuffIt Expander」

Windows で SIT や SITX を解凍できるソフトが1つだけあります。それは「StuffIt Expander」と呼ばれるものです。アメリカの Smith Micro Software が開発している解凍ソフトウェアです。日本ではあまり馴染みがありませんが Windows にも対応しています。

英語ソフトですが、英語を読む必要がないくらい簡単な操作です。公式サイトからインストーラーをダウンロードします。

StuffIt(公式サイト)

StuffIt Expandar の Windows 版をダウンロードしましょう。

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしてインストールを始めます。

インストールを始めます。Next ボタンを押して次へ進みましょう。

インストールが終わると、再起動を求められます。Finish ボタンを押すと再起動します。

解凍方法

インストールした StuffIt Expander を開きます。

これが StuffIt Expander を開いたときの画面です。英語ですが実にシンプルですね。SIT ファイル、もしくは SITX ファイルをこの中にドラッグアンドドロップすると解凍が始まります。

ドラッグアンドドロップすると、解凍先を指定します。解凍したい場所を指定しましょう。

解凍が完了しました。解凍先に指定した場所に、圧縮されていたファイルが出てきます。

SITとSITXの違い

SIT ファイルは mac の世界で古くから使われてきたデータ圧縮形式ですが、SITX は2002年に登場した SIT をバージョンアップさせた新しいデータ圧縮形式です。より圧縮率が高くなり、暗号化したり解凍確認をメールで送らせたり機能面で拡張されました。

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