ご家庭でも会社でも今では Office 製品が当たり前のように普及していますが、古いパソコンや初期化してしまった場合には Office がないパソコンもあるでしょう。そういう時に困るのが Office がないパソコンで Word のファイル(docx, doc)ファイルを開かなくてはいけない場合です。
オープンオフィスという無料のワープロソフトもありますが、インターネットに繋がらなければそれもできません。
しかし Windows10 では Word がなくても標準で docx や doc ファイルを開く事ができます。
ワードパッドと使う
昔から Windows にはワードパッドという標準アプリがあります。ワードパッドとは簡易ワープロソフトです。メモ帳より高機能ですが、Office の Word よりも機能が簡易的です。緊急時に Word ファイルを開かなくてはいけない時にはワードパッドでも開けます。ですが、互換性は完全ではありませんので作り込まれた Word ファイルであれば崩れる場合もあります。しかし、読む事はできるでしょう。
スタートボタンを押してアプリ一覧の中からワードパッドを開きます。Windows アクセサリフォルダーの中にあります。
ワードパッドが開きました。見た目は Office のワードと変わりませんが、画面上部のタブやボタンが少なく機能は少ないです。ファイルメニューから Word ファイルを開くかドラッグアンドドロップしてみましょう。
docx ファイルを開けました。しかし、ワードパッドは表も作れないくらい機能が貧弱です。上図では表があるファイルを開けましたが編集はできずに見るだけです。
なので Word の代わりにワードパッドを常用するのはあまりおすすめできません。他の人とやり取りするなら尚更です。