リフレッシュレートとはディスプレイのスペックの一つで、画面が一秒間に何回更新されるかを示すものです。一般的に普及している液晶ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzで、一秒間に60回更新されるという事です。フレームレートで言えば 60fps で 60fps 以上は対応していません。
Windows10 であなたがご使用のディスプレイのリフレッシュレートが何Hzなのか確認する方法、または変更する方法を紹介します。
リフレッシュレートの設定
まずはスタートメニューを開いて歯車アイコンをクリックして設定を開きましょう。
設定の中からシステムを開きます。
左メニューのディスプレイの中から「ディスプレイの詳細設定」を開きます。
「アダプターのプロパティを表示します」を開きます。
ウィンドウ上部タブからモニタータブを開くと、画面のリフレッシュレートを設定する箇所があります。上図では最大60ヘルツですからリフレッシュレートは60Hzという事です。
ただ、更に高リフレッシュレートのディスプレイを使っていても60ヘルツまでしか表示されない場合があります。
Geforce系グラフィックボードを使っている場合
NVIDIA Geforce 系グラフィックボードを使っている場合、独自のコントロールパネルがあります。まずは通常のコントロールパネルを開きましょう。
Windows10 ではコントロールパネルを開くことも難しいので、開き方については下記を参照してください。
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【2022年版】Windows10のコントロールパネルの開き方とショートカットを作る方法
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表示方法を大きいアイコンにして NVIDIA コントロールパネルを開きます。
左メニューより解像度の変更を選択すると、画面右側にリフレッシュレートを設定する箇所があります。ディスプレイのリフレッシュレートが60Hz以上に対応している場合、更に高いリフレッシュレートを設定可能です。するとゲームなどがより滑らかに動くようになります。
上図では120Hzまで設定可能になっていますが、つまりこのディスプレイではフレームレート120fpsまで対応しているという事です。しかし、グラフィックボードの性能が追いつかず 60fps しか出ない場合は性能を発揮できません。グラフィックボードの性能と高リフレッシュレートのディスプレイが揃って初めて60fps以上のゲームプレイを実現できるのです。