QR コード(二次元コード)は1994年に日本で開発されました。今では世界中で使われるようになり、街中でもよく見かけるものになりました。特にキャッシュレス決済でも QR コードが活用され、スマートフォンで読み取る機会も多く、目にしない日はないくらいに普及しました。
QR コードと言えばスマートフォンではよく読み取る機会があり、標準でインストールされているアプリもあります。しかし、パソコンで読み取るとなるとあまり機会はないかもしれませんが QR コードはパソコンでも読み取る事ができます。
ここでは Windows10 で QR コードを読み取る方法について解説します。
目次
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QR Code for Windows10のインストール
QR コードを読み取るには、マイクロソフトストアで公開されている無料アプリを使います。
タスクバーから紙袋アイコンを押してマイクロソフトストアを開きます。
画面右上の検索窓より QR で検索し、「QR Code for Windows 10」を選択します。
入手ボタンを押すと、自動でダウンロードとインストールが始まります。
アプリを起動するとこのような画面になります。ウェブカメラをお持ちの場合は、アプリにウェブカメラを許可するかどうか確認が出ます。ウェブカメラから QR コードを読み取ることも可能です。
QR Code for Windows10の使い方
ファイルからQRコードを読み取る
QR コードの画像から内容を読み取るには「READ QR CODE FROM FILE」ボタンを押します。
するとファイル選択画面になるので、QR コードの画像ファイルを選択します。
すぐに QR コードの読み取り結果が出ます。
- Open this link:QRコードの URL をブラウザで開きます
- COPY CONTENT:URL をクリップボードにコピーします
QR コードの内容が本当に正しいか確認したい時などに活用できます。
ウェブカメラでQRコードを読み取る
パソコンにウェブカメラが接続されている場合、ウェブカメラで QR コードを読み取る事ができます。
SCAN QR CODE ボタンを押して、読取りを始めてください。
QRコードを作る
QR Code for Windows 10 は読み取りだけではなく、QR コードを作る事もできます。
「GENERATE QR CODE」ボタンを押します。
テキストボックスに URL またはテキストを入力して「Generate QR」ボタンを押します。
QR コードが作成されました。画面右下の赤枠部の保存ボタンを押すと、ファイルとして保存されます。
保存場所はピクチャフォルダーの保存済みの写真フォルダーです。
C:¥Users¥[ユーザー名]¥Pictures¥Saved Pictures
QRコードの出力サイズを変える
出力される QR コードのサイズを確認する事ができます。
SETTINGS ボタンを押して設定を開きます。
Image Resolution の「V」「∧」ボタンを押すと、QR コードの出力サイズを変更する事ができます。最小は300px * 300px です。
印刷に使う場合、あまり小さいものを使うと正常に読み取れない事があります。