パソコンのデスクトップ上にで紙の付箋のようにメモ書きができる「Sticky Notes」は愛用者も多いと思います。
Windows7 から Windows10 へのアップグレードの際、付箋のデータが消えてしまうというようなトラブルが発生する事があります。
万が一のトラブルに備えて付箋のデータをバックアップ、また新しいパソコンへ付箋のデータを移行する方法について解説します。
目次
付箋データのバックアップ
Windows10の場合
付箋データは以下の場所に格納されています。
隠しファイルなので、上図のように隠しファイルのチェックボックスをオンにしてください。
- plum.sqlite
- plum.sqlite-shm
- plum.sqlite-wal
この3つのファイルが付箋データです。これらのファイルを USB メモリなどにコピーしてください。
Windows7の場合
付箋データは以下の場所に格納されています。
隠しファイルなのでフォルダーオプションより隠しファイルを表示してください。
このフォルダー内にある「StickyNotes.snt」が付箋データです。このファイルを USB メモリなどにコピーしてください。
付箋データの移行
Windows10からWindows10
移行先のパソコンで次のフォルダーを開きます。
移行元のパソコンでコピーした付箋データの3つのファイルを上書きします。
Windows7からWindows10
移行先のパソコンで次のフォルダーを開きます。
Legacy フォルダーがない場合は自分で作ります。
先程コピーした「StickyNotes.snt」を「ThresholdNotes.snt」に名前を変え、Legacy フォルダーへコピーします。
Sticky Notes を起動し、初回はマイクロソフトアカウントにサインインしないで起動します。
付箋データが移行できている筈です。
できない場合は、移行元パソコンから付箋のデータをテキストファイルにコピーして移行するという原始的な方法に頼るしかありません。