自分のパソコンもロックしないで離席すると、その間に誰かに情報を盗み見られてしまうかもしれません。同じ社内であっても漏れてはいけない情報もあると思いますし、ちょっとした情報漏えいが大きな損害に繋がる可能性もあります。
パソコンから席を離れる時は「Win キー + L」のショートカットキーでロックする事ができるのですが、もっと手軽な方法があります。それは動的ロックという機能です。
動的ロックとは
動的ロックとはスマートフォンと Windows10 PC をペアリングして席を離れると自動でパソコンをロックしてくれる機能です。Bluetooth を使うのでパソコンが Bluetooth に対応している必要があります。
Bluetooth に対応していないデスクトップパソコンでも Bluetooth アダプタがあれば対応できます。
仕組みは Windows10 とスマートフォンが Bluetooth の有効範囲を離れると自動でロックされます。帰ってきた時は自分でパスワードを入力してロックを解除します。
動的ロックは最初は無効になっていますので、この機能を使うためには有効にする必要があります。
スマートフォンをペアリングする
動的ロックを有効にするには Bluetooth でスマートフォンペアリングする必要があります。
まず、スタートメニューから設定を開きましょう。
Windows の設定からデバイスを選択します。
まず、Bluetooth のスイッチがオンになっている事を確認してください。そして「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」の+ボタンを押します。
デバイスの追加ウィンドウが表示されるので、Bluetooth を選択します。
あなたのスマートフォンの Bluetooth が有効であれば、ここにスマートフォンが表示されます。これをクリック(タップ)します。
すると数字の PIN コードが表示されます。まだ接続ボタンは押さないでください。
次にスマートフォン側でも自動で同様の画面が表示されます。Bluetooth ペア設定コードがパソコン側とスマートフォン側で同じ事を確認して、ペア設定するをタップしてください。
同様にパソコン側でも接続ボタンを押します。
これでペアリングは完了です。
パソコン側でもスマートフォンがペアリング出来た事が確認できます。
動的ロックを有効にする
まず、スタートメニューから設定を開きましょう。
Windows の設定からアカウントを選択します。
左メニューよりサインインオプションを選択し、動的ロックの項目で「その場にいないときに Windows でデバイスを自動的にロックすることを許可する」のチェックボックスにチェックマークを入れます。
これで動的ロックの設定は完了です。スマートフォンを持って離れるとパソコンが自動的にロックされます。
キーボードでロックするのが面倒、ロックするのを忘れそうという場合に動的ロックは便利な機能です。
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