Windows では不要になったファイルやフォルダはごみ箱へ入れますよね。でも、ごみ箱へ入れてもファイル自体は消えていない事をご存知ですか?間違ってごみ箱に入れてしまったファイルや、過去にごみ箱に入れてしまったファイルを取り出す事ができますしファイル自体が消えてしまうわけではないのです。
現実の世界同様、ごみ箱に入れただけではゴミはなくなるわけではなく、ゴミ収集日にゴミを出して初めてゴミがなくなります。パソコンの世界ではごみ収集日は手動で「ごみ箱を空にする」操作がそれに値します。
つまり、不要なファイルをごみ箱に入れてもハードディスク容量はどんどん圧迫されるばかりです。ごみ箱を空にしなければ何GBでも溜まってしまいます。そこで2017年4月頃に配信された Windows10 の Creators Update 以降はごみ箱に入れたファイルを一定期間で自動削除する「ストレージセンサー」という機能が実装されました。
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ストレージセンサーとは
ストレージセンサーとは30日以上ごみ箱に入っているファイルを自動で削除する機能です。どうやらごみ箱に入れたらファイルが消えると思っている方が意外と多いようで、何年もごみ箱に入れっぱなしという場合が多いようです。そうするとハードディスク容量が圧迫され続け、最終的には空き容量がゼロ近くなりパソコンの不具合が発生してきます。ここでようやくおかしいなと気づきます。
そんな事にならないようにストレージセンサーをオンにしてみましょう。
まずはスタートメニューを開いて歯車アイコンをクリックして設定を開きましょう。
Windows の設定から「システム」を開きます。
左メニューからストレージを選択し、ストレージセンサーのスイッチをオンにします。これで30日以上経過したゴミ箱内のファイルを自動で削除してくれるようになるので、ハードディスク容量が満杯になる事を防ぐ事ができます。