Windows にはコンピュータを以前の状態に戻す事ができるシステムの復元というシステムツールがついています。いわばコンピュータの内部だけを過去に遡ってある地点まで戻るというタイムトラベラーのような機能です。
パソコンはありとあらゆる要因で急に不調になったりします。ソフトウェアが原因かもしれませんし、新たにインストールしたハードウェアのドライバの相性によるものかもしれません。エラーが頻出して通常使用に支障が出る場合もあります。そんな時にパソコンが過去に遡ってくれれば不調前に戻れる可能性があります。
システムの復元を使う為にはパソコンが正常な時に「過去に遡るある地点」を予め作っておかなくてはいけません。それがシステムの復元ポイントを作成するという事です。
異常が発生する前に、正常な状態な時にこそシステムの復元ポイントを作っておきましょう。
システムの復元ポイントを作成する方法
コントロールパネルからシステムを開きます。
左メニューの「システムの保護」をクリックします。
システムの保護のウィンドウが表示されます。中央の保護設定が無効になっている場合は、ドライブを選択して構成ボタンを押しましょう。
「システムの保護を有効にする」を選択して OK ボタンを押します。
前の画面に戻るので作成ボタンを押して、復元ポイントの作成に進みます。
復元ポイントを作成する為に、後からこの時点が何時なのかわかりやすいように名前をつけます。日時は自動的に追記されるので、後で困らない名前を付けましょう。
作成ボタンを押して次へ進むと復元ポイントの作成が始まります。
これで無事復元ポイントが作成できました。
復元ポイントを確認するには?
あなたがご使用のパソコンに復元ポイントが作成されているのか、確認する方法を解説します。
コントロールパネルからシステムを開きます。
左メニューの「システムの保護」をクリックします。
ここで「システムの復元」ボタンを押します。
次へボタンを押します。
すると2つの復元ポイントがある事が確認できました。