
「警告!あなたのパソコンはウイルスに感染しています!」というような画面が突然表示された経験はありませんか?
近年、サポート詐欺と呼ばれる手口が急増しています。これは、ウイルス感染の警告を表示して不安を煽り、ウイルス除去のサポートを装って金銭や個人情報を騙し取る詐欺です。
ブラウザの Edge にはこれらの詐欺を検知してブロックする、スケアウェアブロッカーが導入されたので、設定方法を解説します。
スケアウェアとは?
スケアウェアという言葉を初めて聞く方も多いかもしれません。
スケアウェアとは、ユーザーを脅迫するソフトウェアの総称です。例えば、「お使いのパソコンはウイルスに感染しています!」といった警告を表示し、パソコンに不慣れなユーザーを不安に陥れます。
そして、その不安につけ込み、親切なサポートを装って近づき、藁にもすがる思いのユーザーから金銭や個人情報を騙し取るのです。
スケアウェアブロッカーを有効にするには?

Edge の右上の「…」ボタンを押して、設定を開きます。

左メニューより、プライバシー、検索、サービスを選択します。

セキュリティを選択します。

スケアウェアブロックのスイッチをオンにします。これで有効になります。
スケアウェアブロックを有効にすると、Microsoft が AI を使用して、潜在的な技術詐欺を検出できるようにします。
スケアウェアを見分けるポイント
- 突然、かつ頻繁に表示される警告
- 緊急性のある警告で不安を煽る
- ウイルスに対処するには電話をかけてと案内する
- 不自然な日本語になっている
スケアウェアは不安を煽るために、頻繁に警告を表示して、今すぐ行動してください!と急かします。
今すぐ対処しないと、「パソコンのデータがすべて消えます!」と表示されたり、不審な電話番号に今すぐかけてくださいというような表示がよくあるパターンです。
また、警告の内容が不自然な日本語になっている事も多いです。片言の日本語や、漢字の使い方が変ならスケアウェアの可能性があります。
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