2017年10月17日より配信される Windows10 の「Fall Creators Update」は2017年4月のクリエイターズアップデート以来の大型アップデートです。Windows アップデートで一般ユーザーにも配信されます。Windows10 ユーザーであればこのアップデートは無料です。
操作性が大きく変わるという事はありません。名前にあるようにクリエイターに焦点をあてたアップデートです。
Fall Creators Update は Windows10 の大型アップデートなので、使用している環境やアプリ、システムによっては上手く動作しなくなってしまう事もあり得ます。最新の Windows10 にアプリやシステムが対応するまで、とりあえずの対応として前のバージョンの Windows10 に戻せば問題は避けられます。ただしアップデート後10日以上経過した場合は元に戻せなくなります。
Windows10を前のバージョンに戻す
Windows10 を元のバージョンに戻すにはまずは設定を開きましょう。
設定を開いたら「更新とセキュリティ」を開きます。
左メニューより「回復」を選んで、前のバージョンの Windows10 に戻すの項目で開始するボタンをクリックしましょう。
以前のバージョンに戻す理由を尋ねられますが、適当な理由のチェックマークをオンにして「次へ」ボタンをクリックします。
更新プログラムをチェックしますか?と引き止められますが、ここはチェックしないを選びましょう。
Windows10 を元に戻す作業は一瞬で終わるものではありません。多少時間がかかるので、時間がある時に行いましょう。もし不安であるなら大切なファイルは元に戻す前にバックアップしておきましょう。
ロックアウトされないようにご注意くださいと注意を促されます。前のバージョンでパスワードを使っていたなら、そのパスワードを使わないとパソコンを使うことができませんよという事です。
ここで「以前のビルドに戻す」ボタンをクリックすると Windows10 を前のバージョンに戻す作業が始まり再起動されます。もとに戻るまでの時間はパソコンのスペックや環境によっても異なりますが、3分程度で終わる事もあれば更に時間がかかる事もあります。